お知らせ

環境への取り組みを「しが炭素基金」創設シンポにて講演

2009/04/16

4月14日に大津市のピアザ淡海で開催された「滋賀エコ・エコノミープロジェクト」主催の「しが炭素基金」創設記念シンポジウムにて、当社 谷 康夫営業担当役員が『環境への取り組み』と題し、当社の『水なし印刷』でのCO2削減と水使用量の削減、全社員参加による身の丈サイズのCO2削減活動の『エコ通勤』を紹介しました。

「しが炭素基金」は、滋賀県と県内の6経済団体でつくる「滋賀エコ・エコノミープロジェクト」によって集められた基金を使って、県内CO2排出量の削減取組を促進していくとともに、低炭素社会を形成していく事業を促進していきます。また、県単位での炭素基金の実施は、日本でも初めてであり、滋賀県が日本の低炭素社会化をリードしていくきっかけとなることを目指しています。

当社の谷役員の発表では、 水なし印刷を一般の方に、わかりやすく説明し、版の現像時に強アルカリ現像薬品を使用しないことや、現像処理後の排水は下水に流すことができること、印刷工程ではエッチ液やIPAなどの有害物質を含む湿し水を使わない印刷方法であることを強くPRしました。平成20年度には、これら水なし印刷によるCO2削減量8トンの達成や、印刷時に使用する水163トンを削減したことを報告いたしました。

今回のシンポジウムの模様は、NHKでも取り上げられ、広く一般の方々に認知いただきました。今後もこの「しが炭素基金」の活動において、当社の水なし印刷は滋賀県の印刷標準として採用されるかもしれません。