ユニバーサルデザイン

人に優しい情報デザインのご提案。
だから、わかりやすい、伝わりやすい。
ユニバーサルデザイン
年令や性別、国籍の違いや障がいの有無に関わらず、すべての人に情報や機能が伝わることを求められるユニバーサルデザイン(以下UD)。特に現代社会では、人がもっとも多くの情報を得る「視覚」メディアへのニーズが高まっています。
当社では一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会、NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会、2つの専門機関を通じてユニバーサルデザインの有効性を追求していきます。
人間中心設計のUD
情報デザインの重要性が高まっている現在、人間中心設計の考え方に基づいた「見やすさ」「わかりやすさ」「伝わりやすさ」を重視し、専門知識を持った有資格者がお客様の情報ツールをコーディネートします。
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時代の潮流に敏感、「UCDAの窓口」第1号企業です。
ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)の最初の窓口企業として2015年より活動し「わかりやすい情報」を推進しています。
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専門知識のエキスパート、「MUD協会」の正会員です。
デザインを通じて様々な配慮や工夫をより一層高め、情報コミュニケーションのエキスパートとして邁進して参ります。
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ユニバーサルデザイン有資格者が多数在籍
情報の作り手として、「わかりやすく改善する知識と技術」を持った有資格者が在籍しています。
- ■UCDA認定
- 1級: 7名 2級: 24名
- ■MUD認定
- ディレクター: 1名 アドバイザー: 19名
(2022年11月現在)
》 一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)のサイト
》 内閣府認証NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会(MUD協会)のサイト
UDの社会的効果
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生活者
顧客満足
情報を理解するための労力、時間コストなどの問題が除去され、理解しやすい情報を得ることができます。
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企業・行政
事務コスト削減
顧客満足度の向上「わかりにくさ」の改善により、問い合わせの減少、事務の効率化につながります。また、わかりやすくなることで契約率や売上の向上につながります。
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認定資格デザイナー
診断・改善
コンサルティングからデザイン・印刷まで一元的に行い、より効果的で迅速な対応が可能です。
取り組み
1. 分析・評価
UCDAに依頼して、「DC9ヒューリスティック評価※」を行う代行業務ができます。
「DC9」の一例
印刷物や画面上の「情報量」の測定
専用のソフト(DRC)を使用し、情報量が基準値内かどうか、定量化されたデータでわかります。

タイポグラフィ~「みんなの文字®」の使用
小さい文字には「人間中心設計のプロセス」(ISO13407)で検証されたUCDAフォント「みんなの文字®」を使用。文字の大きさ・行長・行間等、体裁にもこだわります。

※UCDA資料より
タスク・レイアウト~わかりやすい設計
情報を整理し、お客様に要求する作業内容がわかりやすく、記入しやすいデザインを提案します。

※DC9ヒューリスティック
専門家が9項目の問題点を定量化、可視化することで改善に結びつける評価手法(UCDA2013年に特許取得)
1.情報量 2.タスク 3.テキスト(文意) 4.レイアウト 5.タイポグラフィ(文字)、6.色彩設計 7.マーク・図表 8.記入(入力)欄 9.使用上の問題
MUDのツールを使用し「見やすさ」「分かりやすさ」「伝わりやすさ」のシミュレーション、色の組み合わせを考慮します。
シミュレーション、配色の一例。
老眼・白内障、色覚障がいの見え方
シミュレーションソフト(Anothervision for MUD)などを使用し、老眼や白内障、色覚障がいの見え方を確認します。

老眼や白内障の見え方の一例
色の選別・形状、組み合わせで表現
高齢者や色覚障がい者にも『見分けやすい色使い』や、『認識しやすい形』を効果的に組み合わせ、伝わりやすさを形にします。

MUD配慮した地下鉄路線図事例
出典「メディア・ユニバーサル・デザイン協会」
2. 品質保証の認証取得代行サービス
- ○ UCDA認証
- UCDA認証は、「わかりやすさ」の品質保証です。「情報量・フォント・色彩設計」の3項目で評価する「見やすいデザイン」、DC9ヒューリスティックの9項目を評価する「伝わるデザイン」の2種類あります。
第三者の公正な審査を経て、生活者にとって見やすく配慮されたデザインであるという認証取得をお手伝いします。 - ○ MUD製品認証
- ユニバーサルデザイン製品の善し悪しは、作った人ではなく、使った人の評価によって決まります。MUD製品の第三者認証制度取得をお手伝いします。
3. セミナー開催
企業や自治体、団体などを対象に、「情報のユニバーサルデザイン」の基礎から応用まで学べるセミナーを開催。実際の印刷物やDMを活用した実践的な内容や、社内ご担当者の人材育成にも対応しています。
4. 幅広い情報ツールに対応
印刷物やデジタルツールなど多様化する情報に対して、視覚だけではなく聴覚や触覚の分野まで、より多くの人がストレスなく利用できる情報コミュニケーションデザインの実現を目指しています。
実績
クライアント
- 官公庁、自治体
- 銀行、信用金庫
- 生保会社、損保会社
- 大学
- 健康検査機関
- 一般メーカー など
対象ツール
- 申込書、契約書、説明書、案内書
- 帳票
- パンフレット、パッケージ
- ポスター、広告
- ホームページ など
例えば、デザインから印刷まで一貫してお手伝いした滋賀銀行様の共通印鑑票(新規口座開設用)は、優れたデザインを表彰する制度「UCDAアワード2015」最優秀賞を受賞。
アインズUDは多くのお客様に評価されています。
・UCDAのHPにて紹介されています。
- UCDAアワード2015
- 株式会社滋賀銀行
「7つのキーワード」で、お客様視点の帳票改善を実現
「モノ」のユニバーサルデザイン用途に応じたUD支援ツール
指差し・筆談で、わかる、つながる。
コミュニケーション支援ボード

「コミュニケーション支援ボード」は、外国人の方や聴覚障害・知的障害などの理由で、話し言葉でのコミュニケーションが困難な人たちとのコミュニケーションを支援するためのものです。 言葉でうまく伝え合えない時に「コミュニケーション支援ボード」を差し出して、必要な項目を指さし合いながら会話にご活用ください。また、指さしだけではコミュニケーションが難しい場合、ホワイトボードでの筆談にご活用ください。
- インバウンド対応に…訪日外国人観光客が増加しています。外国の方とのコミュニケーションツールとして。
- 障がいのある方と…2016年4月1日より「障害者差別解消法」が施行され「不当な差別的取扱いの禁止」と「合理的配慮の提供」が行政機関には法的義務、民間業者には努力義務として求められます。
ユニバーサル点字書体
Breille Neue(ブレール ノイエ)

Breille Neue(ブレール ノイエ)は、墨字と点字が一体になったユニバーサルな書体です。この書体を使うことで、視覚障がい者と晴眼者が、同じ場所で情報を共有することができます。また、この書体を広めていくことで、より多くの人が点字を認知し、触れる環境をつくることができます。
簡単開封!
楽ぷる封筒

ハサミ、カッター、ペーパーナイフなどの刃物を使わず、プリ、ピーッ、 パッでキレイに開封できる封筒です。開封矢印を点字と同様の凹凸にしてあるので、 視覚障がい者の方も手でなぞれば開封位置が確認できます。また、口に挟んで片手で引っぱっても開封できるなど “人にやさしい”ユニバーサルデザインで設計されています。
病院・介護関係、社用、招待状・挨拶状、その他 各種DM等におすすめです。
【適用サイズ】 90mm(ポチ袋)~330mm(角2封筒 横サイズ)
- ハサミやナイフを使えない方のことを考え、より多くの人に使ってもらえるように配慮した封筒です。
- DMなどは開封されずに捨てられることも。「楽ぷる封筒」ならハサミいらずで、開ける心地よさがあり開封率もアップ!
- 送られる側の手間を省くことや受け取り状況を考慮することで、お客様や取引先の顧客満足向上につながります。